Bill Lawrence L-500とL-500XLについて
ビルローレンスL-500というピックアップについて紹介したいと思います。
漏れはビルローレンスL-500に関してはN4を買ってから10年ぐらいは使い続けております。
とはいえ今度PU替えてしまいますが・・・。
上の写真のレスポールには、L-500XというL-500のハイパワー版を載せておりました(現在はEMG81)。
この写真をみてわかると思いますが、ロゴがめっちゃずれてます。
ビルローレンスL-500のロゴのプリントは高確率でずれてます。
3回ぐらい買いましたが全部ずれてました。
もっとちゃんとしろよ。
ただし、指でこすったらすぐロゴが剥がれ落ちるので気になるようなら消しましょう。
〇L-500について
●L-500の特徴
・とにかく出力が低い。(というか出力に個体差があるらしい)
・ノイズが少ない。
・トレブルが強調されており固い音。しかしミドルも控えめでローがタイト。
・歪ませるとワウがかかってるとまではいかないが、ワウ半止めみたいな感じの音がする(ハイミッドも強調されてるせいか?)
・ボリューム下げても歪んだりしないし結構綺麗にクリーンになる。
独特でしたが、個人的には好きでした。刻んでもモワッ♡としないので。
しかしこのPU、主に出力ですが個体差があるようです。
N4に載ってたL-500は結構気に入っておりご満悦でしたが、ある日PUが断線し泣く泣くL-500を買いなおしましたが全然音が違うという・・・。
L-500の独特なサウンドがより強調されているうえにリード弾くとすごいペラッペラなサウンドで使えたもんじゃなかったです。マジでペケペケしてました。
一番の問題は買いなおしたL-500は出力がより低かったのか、フロントのダンカンSH-2のほうがどうあがいても音量がでかくなる始末。
なんやねんこれはって感じでした。
当時同人イベント用の曲作りで焦ってたので、急いでレスポールについていたL-500XLをN4につけました。
〇L-500XLについて
L-500より出力を上げたものになります。ハードロック・メタルやるならこっちを買うべきです。
・出力が上がり、リードを弾いてもL-500より癖が抑えられておりペラッペラ加減が薄れている。
・少しだけミッドがL-500より持ち上がっている気がする。
・やっぱローノイズ。
XLはけっこーやれてますね。個性的なのは相変わらずですがこのギラついたサウンドでバッキング弾くと気持ちいいです。
ただ、L-500およびL-500XL弾いてわかったのですが、少し扱いにくいPUだなと思ったわけです。
〇L-500とL-500XLに共通する注意点
・ボリュームを頻繁に触る必要がある
どーにもボリュームをフルにしてバッキング弾くと、このPU特有の音の癖が非常に邪魔極まりないんですよね。ワウ半止めにしてコード弾いてみるときの気持ちよくない感に近いものがあります(普通はそんな事そうそうしないですが、感覚的には近いです)。
あんまりボリュームいじるタイプじゃなかったですが、このPU使うようになってからしょっちゅういじるようになってました。
思えば、ヌーノ本人もライブの時頻繁に触ってますしボリュームなんていじらないよって人には向かないと思います。
・単音を弾くとき好き嫌いが分かれるかもしれない
ハイパワー版を選んだとて、正直単音弾くと少し細い感じ?しなくもないです。
というか音が抜けすぎてライブでも宅録でも浮いて聞こえてしまう。
自分の曲でギターソロ弾くときはN4でいこうと思ってましたが、弾くとなんか違う。
全然馴染まないしなんせギターソロが弾きにくい。結局リアにEMG81を新たに載せたレスポールでギターソロ弾いたりしてました。
N4に元からついてたL-500はギターソロ弾いても全然問題なかったんですが、2022年に買った現行品は本当になーんか弾きにくい。
もう悩みたくないんで先日ディマジオのクランチラボを購入して今度買えようかなと思った次第です(てか昔もクランチラボをN4に一時期載せてた)。
〇まとめ
ヘビメタ君はL-500XLがいいよ!
バッキング弾くにはタイトでいいよ!刻む人とかにもおすすめ!
ギターソロは結構弾きにくいかも。
ネガポイントもあるけど、漏れは2番目に好きなPUです。
一番は今はEMG81です。
余談
N4のリアフロントをEMG81にしようと思いましたが、ダメだったのでリアのみクランチラボに交換することにしました。